「…麻衣佳、苦しめてごめんな。でも明日、必ず来て欲しい。」 翔クンはそれだけ言うと、切なげにあたしの頭を撫でた。 きっとあたしが彼の手を払いのけてしまったから… 運命の相手がショーンだったとしても、明日あたしは翔クンとまた生涯を共にすることを誓いたい。 どんな真実が待っていたとしても。 「…分かった。信じるよ、翔クンを。何があっても、この気持ちは変わらないから。」 「ありがとう。」 「また明日。」 ・*・*・*・*・*・