★バレンタインの奇跡★



「溝端君、今でもずっと初恋の子を想ってるの。星野さんは多分彼女の代わりっていうか…彼の一番はどう頑張っても無理だから。初恋の子の代わりなんて、星野さんもイヤでしょ?彼女が現れたら、捨てられちゃうのよ?今のうちに確かめといた方がいいよ。」

頭を大きな石で殴られたような感覚。

彼女の話しは、そんなわけないって簡単に否定できなかった。

思い当たるコトがあったから…