・*・*・*・*・*・ 「ぜっったい無理ぃ~!!」 「大丈夫だよ(笑)全部作りもんだって。」 「じゃあ1人で行ってぇ~っ!!」 あたしはお化け屋敷の入り口で叫んでみたけど、無理やり溝端君に引っ張られて入る。 絶叫系は大好きだけど、こっちの怖さは全然ダメ。 足がすくんじゃう。 自然と溝端君の腕を掴んで密着しちゃう。 「やー、やっぱお化け屋敷は女の子と入んなきゃね♪」 溝端君はあたしの反応見ながら楽しんでるようだ。 なんかホントイメージと違うんだけどっ! 半泣きで睨んでしまう。