「あ、このオムライスめちゃヤバい☆由加里も食べてみる?」

そう言って、スプーンごと由加里の前に今食べてたオムライスを差し出すと、由加里は軽く呆れながらわざとらしいぐらい深いため息をついた。

「…まぁ麻衣がいいならあたしはこれ以上何も言わないけどさ。」

「ありがと♪」

そう言って、あたしはまたオムライスをほおばった。

んー、うまいっ!

久しぶりのヒットかも☆

「でもよく小学校ん時の初恋の相手だけ、ずっと思ってられるよね。やっぱヴァレンタイン教会の噂って本物なのかな?」