「…でもそうだったらいいな☆」 そう言ったあたしに、翔クンは優しいキスをする。 何度も何度も、チュッて音をたてながら、愛を確かめあうように。 「love you forever, my princess」 「あたしも愛してるよ、あたしだけの王子さま☆」 お互いの薬指に光るお揃いのリング。 バレンタインの奇跡で結ばれた王子さまとお姫さまは、また布団の中で愛しあい、小さな命が宿ってることに気づくのは、また別のお話☆ ・*・*・*・*・*・ fin.