向こうから私より小さい男が駆けよってきた。 「なんだよ、ツレがいたのか。」 さっきまで私をナンパしていた男が立ち去った。 「いや~危なかったですね。大丈夫ですよもう。」 そう言って私の頭に手を置いた。 「あ…頭に触るな!」 手を払いのけて私は駆け出した。 はぁ…はぁ… 最悪 男に助けられたうえ、頭まで触られた。 屈辱