「今アンタ、なんて言ったの?」
生徒会長・・?きっと空耳だろう
だって生徒会長はメガネに7;3わけだから。
こんな人が生徒会長なわけないもん!!

「生徒会長って言っただけだけど?」
ホラ!やっぱり生徒会長なんて空耳だぁ!
って・・・えーーーーーーーーー!!??

「なんでアンタが生徒会長なのよ!!」
「俺が生徒会長じゃなかったら誰が生徒会長なんだよ!!」
「あのメガネに7:3わけの制服ピシッと着こなしてる人じゃん!!」
「あれ俺だし」
「は!?どこからどう見ればアンタとあの生徒会長が一致すんのよ!」
だってだって、コイツは生徒の見本じゃなくて、チャラ男の見本みたいな格好してるんだもん。
「あれは仮の姿だっつーの・・。生徒会長がチャラ男なんて知ったら誰もこの学校入ってこないだろ?」
「当たり前でしょ!?ということは騙してたわけ!?」
「騙される方が悪いんだっつーの」
「なっ!!ムカツク~!!」
「オマエ、ホント面白い奴。名前は?」
「妃那。丸原妃那!!1年B組」
「ふ~ん。妃那ね!これからよろしく♪」
「気軽に呼び捨てしないでよ!!」
「まぁまぁ・・俺の方が年上なんだし?じゃあな!ひ~なちゃん♪」
「ムカツク~!!!」

一体なんなの!?アイツ・・
あんなのが生徒会長!?
ありえないよ・・
ありえないって!!!!