「生徒会長・・」
「あ゛?」
「私・・水だけでいいです・・」
「はぁ?」
「お金・・ないです・・」
「金かよ・・心配すんな。俺が出す」
「えっ?でも・・」
「今日無理矢理泊まり込みさせるお礼?」
「・・でも」
「いいんだよ。それで」
「いいの?」
「いいっつってんだろ?」
ちょっとキレ気味?
・・これ以上怒らせないようにしよう・・。

「ん~・・でも、ちょっと高すぎだよなぁ?こっちの方が」
「・・そうですね・・」
「だからさぁ・・考えたんだよねぇ~」
「なっ・・何をですか・・」

怪しい・・
絶対になんか企んでるよ!!

「フレンチのコースだからさぁ・・妃那から俺にフレンチキスしてよ」
「ふぁいっ?」

はい?
何の繋がりがあるんですか!?

「だって俺からしかキスしてないだろ?」
「そりゃっ・・」

”そりゃそうでしょ”と言いかけた私の口を生徒会長の柔らかい唇が包み込んだ。

なかなか唇を離してくれない生徒会長。
今日何回目のキスなのよ!!??

「今みたいなカンジ」
キスを終えた生徒会長はニヤリと微笑んだ。

・・その微笑み、怖いですよ。


「まぁ、フレンチが嫌ならディープでもいいけど?」
「っっ馬鹿ぁぁ!!/////」

中学生でそんなコト・・
 あり得ませんからぁぁぁぁぁ~~~~!!!