「戻ったよー」
「おう。なんかあったか?」
「すっごく広いね!普通のマンションの20件分くらいかなぁ・・」
「ブッ!さすがにそこまで広くねーだろ!!」
生徒会長が笑った顔、初めて見たカモ・・。
いつも、微笑むだかりだったから。
今日は生徒会長のいろんな一面をしれたなあ・・。
「なぁ。これ見てみ」
「なに・・?って!!」
生徒会長が見せてきたのは先ほど撮ったプリクラだった。
しかも、チュープリのやつ。
「ちょっっ//出さないでよ!」
「学校の掲示板に貼り付けよっかなぁ~。あ、恥ずかしい?」
「当たり前でしょっっ!!」
「妃那が、今日俺の家に泊まってくれるんならいいよ」
「はぁぁ?なんであたしが・・」
「みんなに見せよっかな~。丸原妃那とキスしたんだぞって」
「ヤメテよ!!それだけは!」
「じゃあ、泊まってく?」
「だって・・。親が許してくれるか・・」
「妃那。携帯持ってるよな?貸せ」
「え・・なんで」
私はしぶしぶ携帯を鞄から取り出した。
「貸せ」
そういって、生徒会長は無理矢理、私の手から携帯を奪い取った。
「もしもし?丸原さんですか?」
どっ・・どこにかけてんのよ!?家・・だよね?私の!
[ハイ、そうですが・・。どちら様でしょうか?]
お母さんの声が電話口から微かに聞こえる。
「私、聖修中学校の生徒会長をしております、草野籠牝と申します。このたびは、妃那さんに許可をお取り頂いて、書記になって貰うことになりましたので、そのご報告にと電話致しました。 あとですねぇ・・。妃那さんが、私の家にとても興味を持たれたみたいで、今日、こちらに泊めさせて頂くコトは出来ませんですかね?」
なに、このしゃべり方!!私の時と全然違うじゃん!!
[そうですか。それはお世話になります。妃那がそちらにお邪魔しても構わないのでしたら、こちらも構わないのですが]
「その点でしたら、父親も賛成してますし、ちゃんと着替えもありますんで。妃那さんは、明日の5時頃帰宅、という形でよろしいですか?」
[どうぞどうぞ。妃那をよろしくお願い致しますね。では、お世話になります]
「いえ。ご了解ありがとうございます」
そして、電話は切れた。
「おう。なんかあったか?」
「すっごく広いね!普通のマンションの20件分くらいかなぁ・・」
「ブッ!さすがにそこまで広くねーだろ!!」
生徒会長が笑った顔、初めて見たカモ・・。
いつも、微笑むだかりだったから。
今日は生徒会長のいろんな一面をしれたなあ・・。
「なぁ。これ見てみ」
「なに・・?って!!」
生徒会長が見せてきたのは先ほど撮ったプリクラだった。
しかも、チュープリのやつ。
「ちょっっ//出さないでよ!」
「学校の掲示板に貼り付けよっかなぁ~。あ、恥ずかしい?」
「当たり前でしょっっ!!」
「妃那が、今日俺の家に泊まってくれるんならいいよ」
「はぁぁ?なんであたしが・・」
「みんなに見せよっかな~。丸原妃那とキスしたんだぞって」
「ヤメテよ!!それだけは!」
「じゃあ、泊まってく?」
「だって・・。親が許してくれるか・・」
「妃那。携帯持ってるよな?貸せ」
「え・・なんで」
私はしぶしぶ携帯を鞄から取り出した。
「貸せ」
そういって、生徒会長は無理矢理、私の手から携帯を奪い取った。
「もしもし?丸原さんですか?」
どっ・・どこにかけてんのよ!?家・・だよね?私の!
[ハイ、そうですが・・。どちら様でしょうか?]
お母さんの声が電話口から微かに聞こえる。
「私、聖修中学校の生徒会長をしております、草野籠牝と申します。このたびは、妃那さんに許可をお取り頂いて、書記になって貰うことになりましたので、そのご報告にと電話致しました。 あとですねぇ・・。妃那さんが、私の家にとても興味を持たれたみたいで、今日、こちらに泊めさせて頂くコトは出来ませんですかね?」
なに、このしゃべり方!!私の時と全然違うじゃん!!
[そうですか。それはお世話になります。妃那がそちらにお邪魔しても構わないのでしたら、こちらも構わないのですが]
「その点でしたら、父親も賛成してますし、ちゃんと着替えもありますんで。妃那さんは、明日の5時頃帰宅、という形でよろしいですか?」
[どうぞどうぞ。妃那をよろしくお願い致しますね。では、お世話になります]
「いえ。ご了解ありがとうございます」
そして、電話は切れた。

