“ZRRR…ZRRR―… ”


「…っ、ひじっ…り…んっ」


“雅、ずーっと一緒だよねっ??”

「やっ…!!? ……ハァ、ハァ…」

何かにうなされながら、驚いて重い体を持ち上げた。

何度か瞬きをして、目が慣れると見慣れた部屋の風景が目の前にはあった。

「ハァ…ハァ、夢、かぁー…」

耳の奥では、まだ目覚ましが鳴ってる感覚が残っている。


あまり目覚めの良くない朝だ…。