1人になった途端、不安になる。
まだ風磨と別れたわけじゃないのに、大ちゃんに告白してもいいのかな?
大ちゃんに告白したら、すぐ風磨に会いに行こう。ちゃんと自分の気持ちを伝えるんだ。
―ガチャ…
早いっ、早すぎる!
「………………」
「………話があるんだろ?」
「は、はいっ!」
「ははっ…何改まってんだよ。」
意外に普通な大ちゃんを見て、少し驚いた。
「で、話は?」
いきなり!?
「……………えっと…」
「藍沢の話か?」
違う。
全然違う!
「…………違うよ…」
「ゆっくりでいいから。」
「あのねっ……」
いざとなると緊張がハンパじゃない。
よし…っ!
「大ちゃんのことが好きなの!風磨と付き合った後あたし凄い後悔して、大ちゃんに気持ち伝えなきゃって思ってて!いきなりごめんね、振ってくれていいから!!」
それだけ言って、屋上から逃げた。
……………はずだったが……
「逃げてんじゃねぇよ!」
大ちゃんが追いかけてくる。



