愛羅武勇×総長様Ⅰ


1人になった途端、不安になる。

まだ風磨と別れたわけじゃないのに、大ちゃんに告白してもいいのかな?

大ちゃんに告白したら、すぐ風磨に会いに行こう。ちゃんと自分の気持ちを伝えるんだ。


―ガチャ…

早いっ、早すぎる!


「………………」

「………話があるんだろ?」

「は、はいっ!」

「ははっ…何改まってんだよ。」

意外に普通な大ちゃんを見て、少し驚いた。


「で、話は?」

いきなり!?

「……………えっと…」

「藍沢の話か?」

違う。

全然違う!


「…………違うよ…」

「ゆっくりでいいから。」

「あのねっ……」

いざとなると緊張がハンパじゃない。

よし…っ!


「大ちゃんのことが好きなの!風磨と付き合った後あたし凄い後悔して、大ちゃんに気持ち伝えなきゃって思ってて!いきなりごめんね、振ってくれていいから!!」


それだけ言って、屋上から逃げた。

……………はずだったが……


「逃げてんじゃねぇよ!」

大ちゃんが追いかけてくる。