SleepingBeauti

河内百合と落ち着いて話しができたのは、食事休憩に入ってからだった。

ぼくは食事休憩と言っても、食事はとらず、食堂とは別に設けられた、喫煙室に直行する。

お腹が空かないわけではないが、人の多い食堂をぼくは避けていた。

こうした行為が原因で、二年も働く職場でありながら、誰一人として、同僚をこえる間柄になることはなかった。

正直、休憩時間は孤独だと認識する時間になっていた。