SleepingBeauti

のぞみは勝手にミラノ風リゾットを三つ注文した。

ぼくたちにあたえられた選択は食後のドリンクだけだった。

これには河内百合も目を丸くしていた。

それでも、ひかえめな河内百合は飲み物も、ぼくたちと同じミルクティーを選んだ。

この時、ぼくは河内百合に抱いていた違和感を感じなくなっていたことに気付いた。

近くにいても、重圧も息苦しさも感じなかった。

それどころか、以前では出来なかった、河内百合を直視できるようになっていた。