SleepingBeauti

のぞみは不思議そうな目で見ているものがあった。

この部屋に似つかわしくない、あの二段ベッドだった。

首を傾げては、なんで二段ベッドなんだろうか?と、そう思ったに違いない。

それでも、ぼくに尋ねようとしないのは、のぞみなりに、ぼくに気をつかってのことなのだろう。

案外、三浦のぞみという女性は、人を思いやり、慈しむ心の持ち主かも知れない。

家賃よりも服にお金をかけるような破天荒な行動をしていても。