SleepingBeauti

コンビニにのぞみをおくりとどけて、会社に向かった。

道中も思いだす。

のぞみに触れたことを思いだす。

あきらかにぼくの欲求が強くなっているのがわかる。

そして、とても悪魔じみた事を想像する。

泣き叫ぶのぞみを無視して、欲望の塊になる自分を想像する。

どんなに泣いても叫んでもやめない自分を想像する。

それほどまでにのぞみを求めている自分がいることに気がつく。

そして思う。

このまま、二人の生活を続けていくのは、難しいのではないかと………そう思う。