SleepingBeauti

帰宅すると、いつものように、のぞみはテレビを見ている。

完全に夜型人間になっていた。

「ああ、もう、肌に悪いんだから」帰ってきたぼくの顔を見ると、うらめしそうに、そしてむすっとして言った。

半分冗談で半分本気なのだろう。

冗談ぽく言っているが、今日のお使いの中に、化粧品、肌水があったのも事実だった。

ぼくは、その品をのぞみに手渡した。

「コンビニって、何でもあるんだね」

ぼくは感心したように言ったが、すぐに一蹴された。

「何でもはないよ」

うっ、いつものことだけど、朝は機嫌が悪い。