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「誤解だから」

「何が誤解なの～」

「春希に相談してたの！！」

「はぁ？？」

「春希に翼との事相談してたんだって！」

何を相談するの？？
相談することなんてないぢゃん？？

雅楽は私の思ってることに気づいたの口を開いた。

「翼と婚約してること何でかわかんないけど
学校にばれそうになったから春希に相談してただけ」

「寂しかったのは？？」

「寂しい？」

「春希に彼氏できたら寂しいんでしょ？」

「あれはさ...」

「何？」

「だから...やっぱ自分に好意もってた人に彼氏が出来たら寂しいわけよ」

「え...！！」

「え？って？」

「えぇぇぇ～！！！」

「何だよ！！」

「春希が好きな訳じゃないの？」

私は少しがっがりした。

「好きぢゃねぇよ！！」

「心が揺れ動いたりは？？」

「ない！！」

「なんだ～」

「俺が好きなのは今までもこれからもお前だけだから！」

雅楽はそう言って私を抱きしめた。

「雅楽？？」

「好きなんだからちったー俺の事信じろよ！」

「え？ごめ！」

私が言い終わる前に雅楽は優しいキスを落とした。