命の贈り物

一枚、一枚、写真を見る。


そこには颯太とあの女が一緒に写ってる写真ばかりだった。




「いつも、一緒だった…ってこと…?」




それじゃあもしかして…




不安な気持ちがいっぱいで、真実が知りたいけど、知りたくない。



そんな複雑な気持ちだけが体の中を駆け巡った。





もし、真実を知ってしまったら…




震える手で私はアルバムをしまった。




そしてやっぱり孝志の部屋の窓をたたく。



しかし、孝志の部屋から返事はなかった。




「出掛けてるのかな…。電気もついてるのに…。」




それでも私は誰かに助けてもらいたくて。




涼の部屋を訪ねることにした。