命の贈り物

「涼、また明日ね。」



「おー、またな。」



涼はヒラヒラと手を振った。




家に帰ってもやっぱりうちは暗くて




私は部屋に逃げ込んだ。




気をまぎらわせるために掃除を始めた。





クローゼットの奥から家具の配置まで




大がかりな片付けを始めた。




懐かしいオモチャや服などいっぱい出てきた。




ふと見つけたアルバムを手にとった。




日付は今から14年も前だった。




私が生まれた頃のアルバムだ…



そう思って、私はそっとアルバムの表紙を開いた。