命の贈り物

その日は何もなく過ぎていった。




そして一週間。



いよいよ選挙当日。




もちろん私は孝志に投票した。



結果は明日に出るという。


立候補者だけ今日の放課後学校に残り結果を聞くことが許されている。




私は先に涼と帰った。




結果は気になるけど、きっと孝志なら大丈夫。



私の中にはそんな安心感だけがあった。



「涼、孝志に投票した?」



「したした。」



「何か適当だなぁ…。」



「誰に投票したとか言っちゃいけないし。」




「孝志だけだよ。それ以外は聞かないし言わないもん。」




「あっそ。」




「何よそれ〜。」



私は涼の背中を叩いた。