命の贈り物



番号を変えても無言電話は続く。



「もしもし、何か用件があるんですか!?」


ある日。
私は電話が切られる前にそう言った。



だけどやっぱり。
電話はそのまま切られてしまった。




何だっていうのよ……



どうすればいいの?




頭が痛くて痛くて。
翌日。
私は学校を休むことにした。





お昼になってだいぶ調子もよくなってきた私は、台所へ向かい、昼食を作りはじめた。





ガチャ……



玄関の扉が開く。

「ただいまー。具合どう?」


お母さんだ。



「だいぶいいよ。お母さん、いつもこんな時間まで働いてるの?」




「そう、良かった。はいこれ、ゼリーとか。」



そう言ってお母さんはコンビニの袋を渡した。



「今日はお昼前に終わらせてもらったから。学校休むとか言うから心配で。」




リビングのソファーに座りながらお母さんは続ける。




「何かあった?」