命の贈り物



「どうしたんだよ?」


「何が?」



「最近。何か疲れてそうだから。」




涼が心配そうに覗き込んできた。




「そんなことないよ。」



「無理してない?」



「平気。」



本当は、平気なんかじゃない。



すごくつらい。



だけど受験の大切な時期に迷惑はかけられないから……。




だけどもう、それも限界だったんだ。



携帯が鳴る度に頭が痛くなってくる。



具合が悪くなってくる。



これじゃあ、勉強にさえ集中出来ない。





ついに私は番号をかえることにした。




もう、耐えられない。



だけど静かな日々がやってくることはなかったんだ……。