命の贈り物




もう、後ろばかり振り返らない。




学校が終わると、私と咲、果夏は部活や委員会など放課後活動をすることもなく、まっすぐ帰宅した。




それから一度公園に集まってから、孝志の家へと向かう。





今日は、孝志のお通夜だ。



正直、怖い。




まだどこかで、孝志は生きてるって期待してる自分がいて。




死を認めれない自分がいて。





「行こっか。」




咲が微笑みながら私の手を握った。




「うん。」