命の贈り物




どうしていいのか。




私には分からない。




どこかで私は……孝志の死を受け入れてなかったんじゃないだろうか。





「足掻け……か……。」





頭が、現実についていけてない。






「答え、見つかった……?」





咲がゆっくりと私のもとへとやってきた。





「ねぇ、結城くんの命はさ……なくなったのかな?」





「え……どういうこと……?」






「だって心臓だよ?体で一番大切な臓器。」






それが……?

意味が、分からない。




「今度は涼と生きるの。結城くんの命は、涼と一緒に生き続けるの。今も、これからも……ずっと……。」





「今も、これからも……。」





ねぇ、孝志は……まだ死んでないんですか……?




涼と、生きるのですか……?