そうだよね。
今から参加すればいいよね。
孝志の言葉に納得して一人グーでガッツポーズをする。
「ミサ、聞いてる!?」
突然、咲が話しかけてきて私はビクッとした。
「え、あ、ごめん……何?」
「だーかーらぁー。」
咲は面倒くさそうに私に説明しなおす。
「だからミサ、ケーキ係ね。」
咲はよろしく、と言い、またクラスの輪に戻っていった。
「何で私がケーキ作りよくやること、知ってんの……?」
何が何だか理解できない私に孝志がそっと耳打ちしてきた。
「涼が推したらしいよ。」
「涼が……?」
美沙が参加できるようにっていう涼なりの優しさかもね。
そう言ってクスクスと孝志は笑った。
「ありがと、涼。」
私は涼の横に行き、お礼を言った。
「は?何が……?」
「ひみつ。」


