命の贈り物



教室に戻るとみんなが何やら話をしていた。




「どうしたの?」




その輪に入り、私は咲に聞く。





「あ、ミサ。あのね……。」




咲が話し出す。



どうやらクリスマス会をクラスでやろうということらしい。





「まだ11月じゃん……。」




呆れながら私が言うと果夏が言った。




「もう、11月よ。」





「さいですか……。」




ま、何でもいいけど。




「でもどうして急に?」





私が尋ねるとみんな一斉に答えた。




「前から計画してましたー!」





……え、知らなかったの私だけなの!?




何だろう……。




すっごいショック……っ。




「ま、美沙はそれどころじゃなかったしね。」





「孝志……。」




後ろから声をかけてきたのは孝志だ。





「今は落ち着いたんだし、これから参加すればいいよ。」




笑顔で孝志は言う。




「そ、かな……?」




「うん。」