それから一週間。
美沙は久しぶりに学校へ登校した。
「おはよう。」
私がそう言うと、孝志と涼は驚いた顔をした。
でもすぐにいつもの笑顔になって「おはよう」って言ってくれた。
咲も果夏もやってきて美沙の周りは賑やかになっていった。
「サキ、カナ……ちょっと色々あって。ごめんね、無断欠席なんかして。」
そう私が言うと後ろから
「ほんとだよ、後でちゃんと説明しなさい。」
そう言われて頭を叩かれた。
「いった……、あ、先生……。」
私の頭を叩いたのは出席簿だった。
その日は何もなく過ぎ去り、放課後私と孝志と涼は久しぶりに3人で下校した。
ゆっくり歩きながら今まであったことを話した。
「……だから二人とは家も遠くなるし、もう一緒に学校行けない……。」
寂しそうに私が言うと孝志と涼は笑って言った。
「何言ってんだよ。約束、だろ?」
「僕たちが迎えに行くよ。」
「孝志……、涼……。」
二人の顔を交互に見る。
「ありがとう!大好きっ!」


