命の贈り物




そうは言ったものの、孝志はずっと気になっていた。



咲を送ったあと、孝志はすぐに駅に向かったがそこにはもう、美沙の姿はなかった。




「当たり前……か……。」



ぽつり、と呟き孝志は駅に背を向け、家へと向かった。




家に入る前に隣の家を見る。




電気は……ついてる。




美沙は帰ってきてるのだろうか……?





美沙の部屋に目を移せば、そこは真っ暗だった。





いないのか……?





孝志は急いで自分の部屋へと向かった。





隣の窓を叩こうと窓に近寄ったときだった。





「……手紙……?」





窓にはさまっていた手紙に孝志は気が付いた。





急いで読むとそこには美沙の字で言葉が書かれていた。