命の贈り物


「可愛いよな〜、美沙ちゃん。」



涼の隣に立ちそう言ったのは彰人。



「お前は彼女いるだろが。」



彰人の反対側に涼を挟んで立ち言ったのは樹。



「それとは別。」



「何だそれ。カナちゃんに言うからな。」




「あ、こらふざけんな!」



「当たり前だろ、この浮気男が!」




「可愛いって言っただけじゃねぇか!」




二人の口論に間に挟まれてる涼は我慢ができなくなってきた。




「うるせーよ、お前ら。」



「あ、悪い。」


樹と彰人は涼に謝った。