「私もそんな風に話したいよー」 お茶を一口飲んで春海が私に言った。 「確かにかっこいい…でもかわいい一面も見えたかも」 むー とした顔ではるが私をみてきた。 「うらやましすぎる!だってあの鈴木くんだよ!いいな、いいな!」 私は苦笑しながらお弁当の中の玉子焼きを食べた。 「でもさ、かわいいなんて言われたら…好きになっちゃうよね」 口をもぐもぐさせながらはるが私に言ってくる。