予鈴がなり、麻実たちは私を残して去っていった。 私は何も考えることが出来ないで、ただ呆然と立っていた。 ーぽつ、ぽつ …雨だ。 私の鼻のてっぺんに雨の玉があたる。 初めの雨が鼻のてっぺんに当たると両想いというジンクスがあったことを思い出した。 …皮肉かな。 こんなときに両想いだなんて思えないよ。 自然と笑えてきた。