恋ノート

ゆうたとのキスは幸せ…なはずだった。


でも、全然幸せじゃない。
甘くてとろけてしまうようなそんなキスじゃなくて…
冷たくて何も感じないただふつうのキスだった。

どうしてだろう?


ゆうた緊張してたのかな?


まぁでも綾は諦めてくれたみたい。
良かった。

「じゃあ帰ろっか!ゆうた…
えっ…」

ゆうたの目から涙がこぼれていた。