狼キャンプ☆?!








「…………ていうか薪は?」



私の心の中で盛り上がってる中、

空璃ちゃんが彼方君に不思議そうに聞いた。





たしかにそういえばいないな………。



私は周にいない事を
確認して改めてそう思う。




「あー…薪は衣装に着替えさせよう
 としたら「俺がそんな事やるわけねぇだろ」
 とかいってどっかいったんだよな…」


輝が遠い目でいった。



「また今年もサボるんだ……ッ」


と空璃ちゃんはまぁそっかーと
納得したように言う。




毎年サボってるんだ……。




「まぁ最終的に着替えさせるけどね」



みんなの会話を聞きながら、彼方君は
一瞬目を光らせていった。