「あー♪ 文化祭の事伝えておこうと思って」 彼方君はかばんから資料らしきものを 取り出しながら言う。 「あっそっかー。 もうそんな季節かぁ♪ んでみんなのクラスは何するの?」 すると彼方君は ニャッと笑って会話を続けた。 「一応僕等のクラスは コスプレ喫茶なんだけど… ……ゲームを一つ企画したんだ」 「………?何するの??」 そう空璃ちゃんが不思議そうに聞く。 すると彼方君は私に視線を向けて 口を開いた。 ……? 「キスゲームっていうゲーム♪」 …………。 「「はぁ???」」