「やだなーあの学校、 交流会なんてあんなの金持ち校ってみせつけてるだけじゃん」 "篠ヶ丘学院との交流会" 私はまじまじとその紙をすみずみまで見てゆく。 これって… 「ヨナちゃんも協力してね♪」 彼女はにこっと笑うとそうつぶやく。 それはこれからの生活を暗示する響きだった。