――――――・・・ 放課後、 薪と彼方と伊織と別れ、帰るところを私は一人 さっき出て行ったばかりの教室に向かっていた。 私は一人そう苛立ちながら廊下を走っていた。 (あー!!もう!! なんで空手の準備物忘れたんだろーーっ!! あと15分後に空手のけいこはじまるのにーー!!) 「あんたさぁ?生意気なんじゃない?」 やっと教室について ドアに入ろうとした時、教室の中からある人の声が聞こえた。 暗く殺気の入った女の低い声。 こ、この声は…………