空璃side







ガバッ!!!




そんな音で私は布団から飛び上がる




「はぁはぁ…」







勢いよく握っていた携帯を話
周りを見つめ今の状況を理解する





(なんだ……)





"5月30 午前4時3分"



携帯に表示された文字








「夢か……」


そんなことを思いながら胸に手をつく



にしても悪い夢だった。




まさか…あいつがでてくるなんて。




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―――――――――・・・





私が


伊織…ー白里 伊織と出会ったのは、

たしか小学生の時だった。