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「ヨナちゃんおまたせ~♪」




「あっ…空璃ちゃん」





「どこ行く~?」





キスゲームが終わり、休憩時間のその後。



私は空璃ちゃんと
文化祭をまわる約束をしていた。




「ヨナちゃん?どうしたの?」


「…あ、ううん!なんでもない」




花がとんでいるような
空気をだす空璃ちゃんが
さっきあのような言葉で男子達に
話していたとは思えない。



……ていうかさっきあいつとしたことにも
うっかりボーとしていた。