は…?


それだけだと?



薪の方をむいてみると
窓の方を向いている薪。






「な、……



《♪♪》


なにがそれだけよ!!



と平然な顔をしている薪に向かって
叫ぼうとすると上の方に設置されている
古びたスピーカーからチャイムらしき音がなった。



………?





《……おい!!、そこらの男子共!!




∑!!ビクッ!




叫ぶこを忘れて
スピーカーの音に集中していると
いきなり怒りにみちあふれたスピーカーが
壊れそうな怒声の女の人の声がした。



……この声は…!