……! やばっ早く逃げなきゃ。 ダッ! ーーーーーーーバサバサッ!! 私が早々と前のドアに手をかけたとき、 紙がおちる音がした。 「………え」 足元にちらばった複数の紙たち。 どうやらさっき私が ドアに手を伸ばしたときに 肘があたってこうなったらしい。 「あーー・・」 ーーーヒョイ 「何これ??」 私がおとした紙を すばやく拾っていた時、 さっき口を開いたチャラ男が 私から紙を奪った。