狼キャンプ☆?!




…………?


そんな音が上の方から聞こえた。




上をむいてみるとそこには
本棚の上に座って本を読んでる薪の姿。




………サボりか………。



「薪?……なんでここに?」


そんな事を思いながら聞いてみる。





「あ?…なんだお前か近くに薪いた?」


私の声に気づいたのか、本を閉じて
答えになってない質問をしてくる薪。




彼方君…?



「え…いたけど」




「……じゃ俺逃げるわ」




私が遠慮がちに答えると、
薪は目に一瞬しわをよせ私にそういうと
休憩室を出て行った。



“最終的には着替えさせるけど”



彼方君のいった意味が
分かったきがした。