「・・・マジで言ってる??」


 「うん。もちろん」


はぁ。

凛のお願いでも、あたしあんまややこしいことには首つっこみたくないんだよね・・・。
自分のケンカでもないし・・・・。


 「ほっとこうよ・・・。いびられるヤツが悪いんだよ」


 「も~。あたしが優華だったら絶対助けてるっ」


とか言いつつ、おもいっきりイビリはスルーしてるあたしたち。
一瞬目を向けると、
必死になって「助けて」って目で訴えてる。


あーあ。
めんどいし、助けなんていらないでしょ。


大体、男でしょーが!!!


 「優華が無理ならあたしも無理だよ・・・」


 「うん。じゃぁもういいじゃん」


何か・・冷たく言っちゃったかも??