早坂翔真を見上げることもなく、あたしは自分の鞄だけを持って、サッと立ち上がり駅に向かって走り出した







やっぱり信じちゃいけないんだ。



男なんて、笑えば女は墜ちると思ってるんだから




サイテーだよ..



あの人もそういう人なんだ







ただただ流れる涙はあの日の記憶を思い出させる