あたしは保健室の扉が閉まる音と同時に目を開けた 「あぁ...なんかビックリしちゃった... 急に笑うし....」 つい本音を溢しつつ、一旦ベッドから出る あたしが倒してしまったゴミ箱は相変わらずそのまま転がっていた 「なおしてくれなかったんだ... って当たり前か(笑」 悲しい1人突っ込みをして、さっきチャラ男がいたベッドにふと目をやった 「あれ....?」 ベッドの下に目をやると、そこには生徒手帳らしきものが落ちていた