床に寝ていたチャラ男は舌打ちをしながらベッドの上の携帯電話に手を伸ばした あたしはそれはベッドの反対側にしゃがみこむように隠れながら見ていた 「はぃ…もしもし………うん……うん……わかってるって……学校まで電話してくんなよ………はいはい、切るよ……」 携帯電話を閉じる蓋の音が保健室内に響く