歪んだ愛




でも。






私がキレているのなんて、
全く問題ない。






「任せとけ。」






そう、
視線の合わない、
緩んだ顔の、
緩んだ口が、

一瞬だけ、






あいつを…



睨んで、






言った。








勿論、


目の前に、
あいつはいない。







でも、
私はそう思った。