「ああ、ごめん、アヤコ。 もうすぐ電波入んない所行くから、多分切れる。 リホ好きなら人ならもう遊ばないから。ごめん。切れる。じゃあね。」 ピ。 ―――。 今時。 電波の入らないところってどこ行く気だよ! っていう、自分へのつっこみを頭の中でしつつ、 ベラベラと、嘘が口から滑らかに出てくる自分に笑え、 変な笑いをしながら、 私は、 アヤコの電話を平気で切るんだ…。 ―――サイテー!―――