うう~…やっぱり~、といじける私の頭を、遼ちゃんはポンポンと軽く叩いた。 『じゃ、俺先行くわ』 そう言って小さく手を振りながら遼ちゃんは私の前を走り去っていった。 ホントに元気が取り柄だなぁ…と、関心した。