ある日 彼女の机も上靴も なかった。 彼女はとても 驚いた顔をし 目には涙を溜めていた。 私は、 わざわざ机を どっかに持って行ったり 上靴を隠したり めんどくさいことを するもんだな と 心の中で思っていた。 彼女は自分の 机があった場所に行き ぺたん、と座り込み 声を殺して泣いていた。 すると 数日前まで彼女と 仲良かった友達が ずかずかと近寄り 頭にバケツいっぱいの 水をかけて 「アハハハハハハ」 と 高々と笑っている。