数日後―。

彼と母が会うことになった。
母は堅苦しい挨拶はしないで

「泣き虫で手のかかる子だけど宜しくね」

そう言いながらコーヒーを飲んでいた。

(子供の為に強くならなきゃ)

こんなに優しくて強い母親になりたいと思った。


帰る頃には母と彼は
打ち解けて
仲良くなってくれた事がホントに嬉しかった―。